マルドゥック・スクランブル見てきた。劇場に着いたら昼ダメとはいえまだDGSが上映されていてびびった。上映まで一時間ちょいあったのでうろうろしてたらぎりぎりになって焦る。ま、間に合ってよかった。さすがに40人ほどいて少し安心。
 で、中身。マジで1巻をそのまんま映像化した模様。すでに細部を忘れているんで断言はできないけど。バロットの特殊能力の解説だの買い物だののシーンをごっそり省いてかなりスピーディ。でも盗撮カメラのシーンはあった。こういうのはしっかり残すのな。で、そのおかげで65分という短さになったのは少し残念。これなら2巻をある程度消化して90分にしても良かったんじゃなかろうか。区切るの難しいけどさ。あるいはあれか、さっさとソフト化して製作資金回収しようとしてるんだろうか。いろいろ勘ぐると先が不安になるのでやめとこう。
 映像はまぁ、それなりにきれいではあるが、やはりキャラクタデザインが違和感となって残る。でもまぁ、中の人のおかげでかなり助かってる面もあるので拒否感はない。あ、若本は別。予想してたようにちょっと壊れ気味で浮きすぎ。まー、イカレポンチだから間違ってないんだけどさ。バンダースナッチが思ってた以上にしっかりと描写されていたのは良かった。あっという間に消えたけど。残念だったのはミンチの移植した目がいかにもCGで重ねましたって感じだったところくらいかな。ミディアムちゃんと手袋のジッパー下ろしてたよ。
 ちと意外だったのがボイルドが予想以上に感情を出していたことかな。もっと自分を押し殺した感じなのかと思ってたんだが、冲方丁が絡んでるんだからこれで間違ってないんだろう。とりあえず次も見に行くかねぇ。
 しかし2巻の記憶がかなり飛んでるな。探すの面倒というか無理だし完全版買ってくるかなぁ。なんかインタビューで10年後にまた手を入れたいとか抜かしてたんでちょっと嫌ではあるんだが。