小松基地航空祭に友人たちと行ってきた。雨降ってるけど大阪5時出発、友人二人を拾いつつで基地周辺到着が9時過ぎ。雨がほとんど止んでいるのが素晴らしい。しかしすでに基地近くの臨時駐車場が満杯でびびる。まぁ、少し離れたところにも駐車場が作られてるので問題はなかったんだけど、ちょっと焦った。
 有料のシャトルバスで基地へ。広いのに人だらけ。これビッグサイトの広さに詰め込んだらコミケ状態か、などと余計なことを考えつつ始まる寸前のRF-4展示飛行を見に移動。音速出てないのに音がかなり遅れて聞こえるのには正直驚いた。かなりの轟音なのに1秒近い時間差があるように感じた。隣に小松空港があるので一般の旅客機の離着陸の際には近寄れないため、目の前を飛んでくれるのは合間を縫ってであったが、基地上空ということで150mくらいの高さで飛んでいたので機体がかなりはっきり見えるのは実に素晴らしい。
 続けてT-4機動飛行、F15編隊飛行があるため移動できず。というか、動くとここ来た意味が無い。何より目の前でさっきまで飛んでいたRF-4が着陸後のチェックを受けてる状況も実に楽しい。T-4が離陸して、目の前を軽く飛んだ後ににF15の離陸が始まったが、8機という説明にあんぐり。どんだけサービスしてんのよ。T-4の機動性も素晴らしかったが、F15の編隊飛行を実際に見ることができたのは本当に嬉しい。フォーメーションもかなり見れたし、T-4と交互ということもあって待ち時間が全く気にならない状態。
 そして全機が着陸した後はF15の機動飛行。今回はアフターバーナーを使ったものがメインで離陸時の音からして強烈。凄まじい角度で登ってくし、遠目には垂直に上昇してるようにしか見えない。真上を飛んでく時の迫力は動画では味わえないな。更にいうとBGMがマクロスFで狙いすぎ。いや、基地に入るなりゲームショーかなんかかよと言いたくなるBGMが流れ続けてたんだが、このタイミングでマクロスFではアカンやろ。でも目の前を通ると轟音でBGMなんてさっぱり聞こえないのであった。さすがに音速は超えてなかったけど、十分すぎるほど堪能させていただきました。
 ブルーインパルスが飛ぶまでに1時間ちょっと時間があるのでハンガーで展示されているF15を見学。ちなみに屋外にも2機F15が展示されていて、スクランブル用っぽいのが3−4機、朝からずっと飛んでるのが1機いるっぽかったのでF15祭りといった状況。あ、屋外にはほかにもC-130からヘリに至るまで20機以上が展示されてた。更にブルーインパルスもズラリと並んでいて写真撮影用に凄まじい列ができてた。
 さて、問題のハンガー。一番の売りはF15のコックピットが見れることだと思うんだが、個人的にはF15を持ち上げて脚部の動作を見れたのが一番強烈だった。エンジンを回してないので発電機からの給電で動かしてたけど、入れたり出したり入れたり出したり大サービス。さらにキャノピーやらエアブレーキやらフラップ類までグリグリ動かしまくり。脚部やそのカバーの動きが予想よりもかなり早かったのは思わぬ発見だった。これを見てるだけで満足しちゃって、コックピットの行列に並ぶことなくエンジンやら武装の展示を眺めて大量に出ている屋台へ移動。
 何万人来てるのかわからない状態なんで食べ物の屋台も大量に。行列の長さにかなりばらつきがあるのがはために見ていて楽しい。中には誰一人並んでないところがあってなんじゃこりゃと思ったら昼過ぎに売り切れで店じまいとか。35cmの特大ホットドッグはちょっと食べてみたかった。結局佐世保バーガー食って終わる。2種類食ったらかなり腹が膨れたので満足。ブルーインパルスの時間が近づいたのでエプロンに移動。
 レジャーシートや椅子の使用禁止となってるけどみんな使いまくり。最初はコンクリの上に座ってたけど色々と限界が来てたので露天にあったクッションを買ってきてその上に座る。しかしポツポツと雨が降ってきてちょっと嫌な雰囲気に。雲を見てるとすぐ止みそうではあるんだが、見知らぬ土地だからなぁ。もう諦めてクッションに頭を載せて軽く寝る。つーのもブルーインパルスパイロット搭乗前の各部のチェックから始まったので飛ぶのはもう少し後だったのだ。エンジン音で目が覚める。すでに何機か飛んでた。さっきまで座ってた周りの人たちが総立ち。仕方ないので私も立ち上がる。でも立つ理由がすぐに解った。6機が編隊組んだり機動飛行したりとあちこちから飛んでくるのですごく忙しいのだ。若干押し気味だったからか間隔もかなり短い。残念ながら時間の関係で最後まで見ることはできなかったが、結局バス待ちで遠目にかなり見ることができた。真上を通り過ぎることもあったりして大満足の一日でした。
 しかしこういうところ来ちゃうとあちこち行きたくなるのがやばいな。国内だけじゃなくて海外とかも。まずは国内で行けることろは余裕があれば行きたいところだなぁ。