そこそこ回復してきたので大東市にできたトルコ理屋に突撃。俺以外に客がいねぇ。だからかどうかしらんが店員のにーちゃんむっちゃ愛想いい。私の故郷の写真があるのでよかったら見てくださいと冊子を3冊渡されたんだがTrakking Cappadociaと書いてあって思わず噴出しそうに。中身は一週間カッパドキア旅行ガイドといった内容。英語で書いてあって流し読みしてたら最後の方に必需品じゃないけどもっとくといーよ、って中にFirst Aid Kitとかかれてあって腹抱えて悶絶。そのうちこの冊子の内容試してみてぇ。2冊目が強烈で表紙にMehterとだけ書いてあってそのものずばりの人たちの写真ががが。もう最高。中はトルコ軍楽の解説らしいんだけどトルコ語わかんないですごめんなさい。でも見てるだけで楽しい。3冊目は日本のトルコ旅行ガイドだった。つまらん。
 しかし、それら冊子以上に目を引いたのが水タバコ1250円の張り紙。所要時間一時間って何じゃ、と思って聞いたら、火は炭を使うので、それが燃え尽きるまでの最大時間との事。はっぱも少し見せてもらったが、香料か何かに浸してあるようで汁が出てた。匂いは甘め。二人までOKらしいのでタバコ吸はただちに連絡するように。
 料理はセットを頼んでみた。まずスープが出てきたが、水っぽいリゾットにミントで匂いをつけたようなもの。私は結構気に入ったが日本人向けではないかもしれない。次いでサラダ。トマトときゅうりとたまねぎをオリーブオイルと塩コショウで合えたような物。さっぱりしていて美味しい。メインディッシュは牛肉トマトピーマンの炒め物。油少なめで、これもさっぱりしていて美味しい。トルコパンは小麦粉を練ってゴマをふって焼いただけなんだが、猛烈に丸く膨らんでいてちょっとびっくり。でも膨らんでるだけなので中はスカスカ。素朴な味があっさり目の料理と合う。デザートはトルコアイス。練ってるうちにどんどん粘りが出てくるのはちょっと楽しい。最後にトルコチャイが出てきたが、なんつーか、番茶?いや、まだ風邪で臭覚がおかしいだけなのかもしれんけど・・・。砂糖入れずに飲んでしもた。
 酒も頼んだ。トルコビール(エフェス)はベルギービールのどれかに似た味がしたんだが、ちょっと思い出せん。軽くて飲みやすい。しかしトルコで酒といえばラク酒だろう。ということでこれも頼む。本当は食前酒なんだろうけど、すっかり忘れていたので食後に頼んでしまった。ストレートだと甘みがきつく、アクアビットを思い出させるがアニスが効いていて後味がまったく違う。炭酸水が出てきたので割る。どんどん白く濁るのがなんとも不思議。割るとアニスの香りが際立って感じられてジュースを飲んでる気になってくるんだが、もともと45度あるのでぐびぐびいくとかなりやばい事になること請け合い。これとつまみだけでここに来るのもありだな。
 ちょっと料理は値段が張るが、いろいろと面白いので興味のある人は訪れるとよろし。あ、店の名前はアラプスン。基本夜のみだけど土日のみ昼もやってる模様。ランチメニューも試しにいかねば。