また一ヶ月以上放置してた。生存報告も兼ねて適当に。
 エルリックサーガの続編3つ読む。エルリックは出てくるけど、主人公は子孫であるウルリック。ウルリック・スカーソルではないのがちょっと違和感を感じたが、すぐなれた。最後までなじめなかったのはアリオッホ。本当にこれだけ何とかしてほしい。
 で、この3部作では多元宇宙についてかなり突っ込んで書いてあったりするのだが、中でも強烈だったのは剣は天秤を溶かして作られたって所か。じゃあエルリックが角笛を吹いたときに出てきた天秤はなんなのかという疑問も浮かぶが、まぁその辺りは無視していいんだろう。
 後は、えー?、と思えるところが結構あったり。20世紀の地球が舞台なために、英国空軍がドイツ空軍に勝てた影にはエルリックが竜にのってドイツをぼこぼこにしたとか、エルリックそっくりな少年が出てきたとおもったらエルリックが若い頃に行った夢の旅でこっちに来てて、そこにさらにエルリックが一緒に行動するとか、3作目の白き狼の息子では微妙に違うグランブレタンが出てくるとか。
 出もまぁ、それなりに楽しかったかな。次はエレコーゼを再販するらしいが・・・まぁ、見つけたときの気分次第か。