ここしばらく体調不良で帰宅するなり湯たんぽ抱えて寝る日々が続いていたが、ようやくマシになったので梅田まで映画を見に出撃。いや、サービスデーで1000円だったんで。まだ上映に時間があるのでぶらぶらしてたら筑摩から出てた杉浦茂選集が置いてあって思わず立ち読み。うーん、やはりシュールとかそういった一言で片付けられん作品ばっかだなぁ。手持ちがなかったんで買わなかったが、次きたとき残ってたら買いそうだ。
 そろそろ時間なので劇場に移動したら人がすげぇ。いや、テアトルが狭いからそう思うだけなんだが、ここがこんなに人であふれてるのみたことねぇ。ほとんどがキックアスだろうと思ったら、目当ての映画の席が3つしか残って無いという状況で思わずびびる。まぁ座れたのでよし。
 ということで極悪レミー鑑賞。いや、べつにMotorHeadが好きだとかそういうわけじゃないんだけど、やっぱ気になるし。中身は60超えた爺さんがいまだにロックやっててすげー!ってだけのドキュメンタリー映画。でもそれがいい。ひたむきにRockに取り組んで(多分)気がついたら存在自体がRockになって30年以上経ってるLemmy Kilmister、それを約2時間見せ付けられるのだ。凄いとしか言いようが無い。どうやって出演交渉したんだと思える大量のアーティストへのインタビューも凄いが、なにより劇場で聞ける大音量のサウンドがいい。やっぱMotorHeadは大音量で聴くものなのだなぁ。家じゃ無理。あ、個人的には第2次大戦のドイツ将校衣装で固めてヘッツァーに乗ってるのは凄くうらやましかった。衣装は別にいいけどヘッツァー乗ってみてぇ。しっかし、一般人にはまったく薦められん映画ではあるが、それなりに満足できたのでよし。