大河原展リベンジ。いきなりガンダムっぽい手がずでーんと鎮座。しかし指は角ばってるし関節とかそれっぽく作ってあっていまいち。丸くて謎関節で作ってよ。音声ガイドもあった。銀河万丈伊藤静大河原邦男の音声入りとあれば借りねばなるまい。しかし耳に引っ掛けるタイプで左右兼用できるようにスピーカー部分が稼働するのだが、この可動部分がきっちり止まらずにずっと押さえるはめに。
 さて展示。いきなりアトムのカラー原画でびびる。続いて鉄人28号宇宙エースである。美術館としてはメカデザインの歴史として展示してるんだろうけど、大河原邦男の名前で集客してこれはどうなんだ。私は嬉しいけどさ。そしてガッチャマン。しかし殆どが中村光毅である。タツノコつながりで展示が続き、破裏拳ポリマーテッカマンなどやはり中村光毅デザインが続く。知らん人が見てどう思うんだろ、これ。ようやくゴーダムが出てここから大河原ワールドの始まり。設定画決定稿とはいえ現物が展示されているのはやはり見ていて嬉しい。カラー稿やポスター原画、ビデオソフトジャケット原画もあるのでなおさらである。ダイターンのDVD-BOXやらLD-BOXの原画が見れただけでも満足です。あ、別に原画とかにこだわらない人は行かなくてもいいと思われ。雑誌やらなんやらで出回ってるものが大半だしね。
 トライダー、ダイオージャと続いてようやくガンダム。このあたりになると彩色済みの準備稿が大量に並ぶ。が、さり気なくハインラインの宇宙の戦士挿絵原画とか並べてるんじゃねぇ!パワードスーツ取説風味の挿絵のあれである。これのプラモを散々待った身としては半分トラウマものの絵であり、不意打ちにも程がある。ほかにもガンキャノン準備稿で安彦良和のがあったりして、ここだけで10分くらい立ち止まってしまった。ほかにも馴染み深いポスターの原画やらなにやらが大量にあって一気に進行ペースが落ちる。
 リアルロボットつながりでダグラムボトムズと続く。やはりガンダムまでと全く違う形なだけに準備稿見てるだけで楽しい。ボトムズにいたっては数年前に発見されたモックアップまで展示されていて俺大歓喜
 そしてようやく倉田光五郎氏の1/1スコープドッグ。順路がうまく配置してあり、いきなり現れるようになっていて、見た瞬間のインパクトが凄い。4mほどの人型ロボットではあるが十分すぎるほどでかい。左腕がブルーティッシュドッグのガトリング腕に換装されていてショートバレルのヘヴィマシンガンも展示。残念ながら写真撮影は禁止であるが、周りをグルグル回ってひたすら眺めてた。くそぅ、クラタスのラインが立ち上がるなら今すぐ応募するのに。
 展示はまだ続く。ここからはデフォルメされたメカ特集。タイムボカンシリーズに始まり、ガラット、グランゾートアイアンリーガー、Gガンなどが並ぶ。しかしアイアンリーガーは戦闘仕様マグナムエースとはぐれリーガーというのはなんだか悪意を感じる。Gガンはゼウス、ネーデル、マンダラだし。書き忘れていたがコーナーごとにちゃんとおもちゃも展示されていて好感は持てる。やっぱデュアルモデルのダグラムスコープドッグが異常なまでに出来がいい。ほかは明らかに玩具なんだよな。ウラシマンのマグナビートルでも玩具っぽさがあるし。
 バイファムレイズナードラグナーと続くのだが、レイズナーMk2はどうしたらいいんだ感が今でも漂ってるのが凄い。何故かこの後にF91が配置されており、バルキリーダンバインエルガイムの決定稿が並んでいた。
 つづいて勇者シリーズマイトガインもガオガイガーもやっぱかっこいいな。この後にSEEDが並んでたりしたが、なるほどアレは勇者シリーズだったのか。SEEDは殆ど見てないけどなんとなく納得、するわけねぇ。勇者シリーズに謝れ。最後にその他のデザイン特集で、準備稿に何を求められているのかよくわからないとメモしてあったのには大爆笑してしまった。凄まじく適当な注文されたんだろうな。
 展示スペース出たらいきなり物販スペース。クリアファイルとかザク風デザインUSBメモリとか並んでるのはいいとして、普通にガンプラが並んでるのはどうしたらいいんだ。ボトムズ関連はボークスのガレキだし。あとイベント限定プラモは申込用紙に記入して金を払うと4月末に品物が届くというものだった。たぶんMGのRX78Ver2の成型色違いでデカールがちょっと違うだけっぽいのでパス。しかしボトムズコラボの酒、最低野郎と赤肩があるとなれば買わねばなるまい。あと行けるかどうかわからんが5月5日のサイン会には図録が必要ということなので買う。予想外の出費ではあるが後で後悔しないためにも買うのが正しい。サイン会もトークショーも10時から整理券配布とあるんだが、何時に行けばもらえるんやろか…