怪我で入院した友人の見舞いに行ってきた。下顎骨骨折という、あまりない状態だったりするのだが、私も経験したことがあるので苦しみはよくわかる。
 何がつらいって、体が普通なもんだから猛烈に困るのだ。足だの内臓だのだと動けないのでやむなく寝ているのだが、とてもじゃないがそんな気にはなれない。また、骨がくっつくまでの間上下の歯を針金で縛って固定するため流動食しか摂取できず、針金をとってもしばらく口をあけることができないので(顎の筋肉が鈍って動かないので口を開くのが一苦労。噛むなんてもってのほか。)一ヶ月くらいは普通の食事ができない。私はちょくちょく病院を抜け出してゲーセンだの本屋だのに行っていたので一番つらいのは食事だったかもしれない。
 歯を縛ってるからといって会話ができないわけではない。ちょっと発音がおかしくはなるが、音質の悪い電話みたいな感じになるだけである。しゃべってる本人としても違和感があるだけで特にどうということはなかった(私の場合ね)。
 とまぁ、とにかく暇で暇で仕方ないのがわかっていたので本を差し入れ。ネットワークも何もないじょうたいだとオタ系に飢えているだろうと言うことでそんな感じのものを。何つーか、見せたとたんに目が生き返った気がしました(笑)。なんにしても後2週間足らずで退院できるようなので何より。退院したらまたバカな話で盛り上がりたいもんです。