大航海時代オンライン

 たまには違う事もしてみようと投資なるものを試してみることにする。これはある程度の正装度を持った状態で町役人に話し掛けると投資する事ができる。これにどういう意味があるかというと、その町につぎ込めばつぎ込むだけその町が発展し、新たな交易品などが出現するのだ。投資額トップ5には特殊な品物がもらえたりすることもあるらしい。あと、投資することで交易名声も得る事ができる。そのおかげで八等勲爵士になっちゃったよ。なんだか誰かを陥れて貴族になっちゃった3人のようで楽しいぞ。
 だが、これで得られる名声は極僅か。この爵位は2度ほど投資額限界落としたらもらえたのだが。その後8回ほどやったものの何の音沙汰もない。あっという間に全財産の1/4を落としましたよ?それでもダメですよ?ふと疑問に思ってイスパニアの首都セルビアの投資状況を見たところ、トップの人は私の全財産の10倍以上を落としていた。これはどうしようもありませぬ。ということで、気が向いたときにやることにした。交易もしくは生産でボロ儲けしてる商人でしか無理。
 実はこの3日間、プレオープン最後のイベントとして大海戦なるものが行われていた。これは町を巡っての戦争のようなもので、イスポニアとポルトガルのプレイヤー同士が戦った戦果によって、町の同盟国が変わるというもの。今回はプレイヤーの投票によりカサブランカ争奪戦となっていた。参加条件は満たせていたものの、ちょっと時間が合わずに参加できなかったのだが、傍から見ることはできた。
 このゲームでの海戦は戦っている人は回りの船が見えないんだが、外からはその状況を見ることができるので、カサブランカからジブラルタル海峡セルビアの少し南に至るまでが凄まじい船で埋め尽くされていた。側を通っていただけで凄まじいまでの処理落ちになり、一番酷い時は秒5コマ出ていたかどうか怪しい。別鯖が落ちてたりしていたほどだから、一体何人がこの海戦に参加していたのか検討もつかない。なんだかスキルが使えないくらいサーバーに負荷がかかっていた模様。落ちる寸前だったんじゃなかろうか。
 結果としてはわたしのいた鯖ではポルトガルの圧勝。イスパニアは本当にボロ負けしていた。普通のRPGと違って船でのリアルタイムシミュレーション的な戦闘、さらに対人チーム戦である。多少の戦力差では作戦をしっかり練ったチームワークがある相手に勝てるわけがない。まぁ、参加できてないのでどのような戦闘が繰り広げられていたのかはさっぱり解らないのだが、勝率3割切ってるというのはよほどの事じゃないかと思う。ちょっとばかし海戦についての戦略みたいなもん(当然このゲームにおいて、である)を書こうと思ったが、かなり長くなりそうなんでまたの機会に。
 何にしてもこの大海戦、PvPとしては結構面白いシステムだと思うんで、正式サービスが始まっても定期的に行って欲しい所。スタート国が増えると組み合わせも色々増えるだろうしね。うむむ、ますますこのゲームから逃れられなくなってる気配。