天保山にいずも型2番艦かがが寄港し一般公開すると言うので行ってきた。4年前にあたごを見に行ったときにかなり待たされたのでもう少し早めにと思いつつ、到着したのが午前8時。何も食べてなかったのでコンビに寄ったりしてたのが失敗だった。遠目になんかくらいなと思っていたらかがが大きすぎて壁にしか見えなかったのが強烈。この時点でノックアウトされてた。そして待機列を見て愕然。もう少しで海遊館ってところまで伸びてる。そして10分経たずに海遊館超え。海自の皆さんのお慌てで待機列の折返し地点を設置。更に圧縮開始。なんかもうコミケみたいな待機列。しかし見どころだらけなので待ち時間が全く苦にならない(笑。高齢の荷物検査があったりして乗り込めたのは9時半だったのだが、体感時間30分くらい。他の人達もずっと見上げてたり写真撮ったりで殺気立ってる様子がまったくない。凄いぞ、かが。
まだ一年くらいの新造感だけあって外も中もすごくきれい。いや、あたごもきれいでしたが、使い込まれた道具という感じが全くしない。そして内部に入ると格納庫の大きさに驚く。3層分を格納庫としているので天井まで8mくらいある。多分幅20mくらいで全長120mくらいだろうか。かが自体が大きいとはいえ、この広さはやっぱ凄い(調べたら7.2x21x125らしい)。しかし一般公開だけあって格納庫には何も置かれておらず、いくつかのテーブルと救護所、順路のためのロープが張られている程度。しかし天井まで届く加賀のエンブレムの旗とか謎の加賀友禅の映像をプロジェクターで流していたりとか、ひたすら圧倒される。
上部甲板への移動だが右舷後部にあるエレベーターで登ることが出来た。動いた瞬間周りの人たちと一緒におおーとか言っちゃうし。そして上部甲板。広い。ひたすら広い。ヘリ運用のために艦橋や航空管制室が低めなのもあって海上広場のような感じ。大きすぎて全く揺れる気配もないので余計にそう感じるのだろう。出発前は曇り空だったのが快晴となり、適度な風のおかげで凄くきもちいい。しかし甲板は滑り止めが効きすぎなくらいでうっかり躓くと全身切り傷だらけになりそう。あと固定用のフックをかける金具が2m間隔くらいでびっちり付いてるのも運用目的が見えてきて面白い。上甲板ではヘリの展示、コスプレ体験コーナー、隊員によるイベントエリア、飲み物販売テントがあったくらいだが、ウロウロしてるだけでも楽しかった。艦橋や管制室には入れなかったが、これは仕方ないかな。でも側面に特大の旗(かがの愛称WHITE BASE入り)が掛けられていて思わず見入ってしまう。展示されていたヘリのうちレスキューヘリは乗り込むことも出来た。人を釣り上げるためのホイスト、思ったよりも小さかったけど、100kg程度でいいならあんなもんか。対潜哨戒用らしきものはロープが張られていて近寄れず。残念。
外に出るには降りなければならないのだが、降りる際には甲板前方にあるインボード式エレベーターで降りる。両方乗ること飽きるとは思わなかったので嬉しかった。このエレベーターからは格納庫の全景がみることができるのでちょっとしたSF気分。所々に貼ってある某これちっくなイラストとか眺めつつ物販コーナーへ。人がすごくて何が売ってるのかさっぱりわからん。Tシャツだけは手前に展示されてたけど、他のものは奥に入らないとわからない。ざっとみて1000人以上並んでるんですが・・・。せめてホワイトボードとかでいいから商品一覧書いて列に並ばなくてもいいようにしてほしかった。欲しいのが売り切れてたら並ばなくてもいいし。結局Tシャツと手ぬぐい買ったけどね。つなぎは流石にいらない。あ、並んでる間に艦これのカードが落ちていましたというアナウンスが有ってちょっと笑った。
しかしヘリ乗り込むのにも並んでたので朝から4時間位並び続けた気がする。だって外出たら13時半だし。そして待機列が加賀よりはるかに長くなってるのを見てびびる。横に10人くらい並んでるのが400mこえてるっぽい。ついでにいうとその10人幅に並ぶための列も同じくらい。荷物検査があるから仕方ないとはいえ、年寄りとか子供連れとか大変だろうな。でも検査なしにすることはできんだろうしな。次こういう機会があったらもう少し早くでかけることにしよう。その後でんでんタウン回ったりして猛烈に疲れたので写真整理とかは明日以降にして寝る。