関西在住のゲームミュージック作曲家がトークライブやるというので行ってきた。http://gmlb.net/live_osaka/
 開始時間的に行けるかどうかわからんかったが、無理やり仕事切り上げて突撃。でも30分遅れた。まぁいいけど。
 行ってびっくりしたのが思ってたよりも客がすくねぇ!&女性もいる!?ということ。なんなんだこのイベント。ともかく内容について適当に。
 冒頭に何やってたのかは知らん、が、入ってすぐに全員登場&自己紹介、代表作についてなどいろいろ。イベント的にはゲームクリエイター目指してる人に来てほしかったっぽい、が蓋を開けたらゲームミュージック好きが集まっただけだった。苦労してチラシバラまいたんはなんやったんや!各自の代表曲を流しつつフリートークYou Tubeニコ動からの再生ってのは斬新すぎる。みんなアップしすぎやろ。いろいろ話してたけどYouTubeがプロジェクタで映し出されていたことが衝撃的すぎてよく思い出せない。
 来場者からの質問を受け付けてたので、作曲するに当たって心がけている事、もしくはポリシーみたいなのはあるのか聞いてみた。溝口氏・僕が作っているのはあくまで劇伴、曲だけ聴かれるよりはゲームなりドラマなりの作品の一部として聴いてほしい。るざりん氏・最後まで残るのはぱっと思いついた曲。でもすぐに忘れるようなのはほとんどボツ。でも最近はメモするようになっちゃった。菊田氏・なによりも体力。途中で体調崩して仕事できなくなったら意味が無い。でも体調管理が必要な一番の理由はテンションをトップのまま維持するため。場合によっては一年以上メンタルを維持しなければならず、体調に左右されるようではダメ。こういったことを聞けたのは収穫だった。ここで大量にぶち込んだカフェイン剤(錠剤をドリンクで流し込んだ)が頭痛を引き起こして少々記憶が途切れてる。序盤よく覚えてないのもこれが原因っぽい。気がついたら下田氏がロックマンメドレーの演奏してた。が、困ったことに私ロックマンほとんどプレイしていない(汗)。客の様子を見ると男性陣はかなり食いついてる模様。
 最後に下田・柏木両名がその場で簡単に作曲。でもなんだかどこかで聞いたものになってた。というかテーマがちょっと悪すぎた気もする。小室はだめだろ(笑)。ちょっと意地悪なことを言ってやろうかとも思ったが、時間が無いようなので黙っといた。なんだかんだで30分かからずに歌詞までつけて1フレーズほどの歌をでっち上げてたのはさすがと言えるか。
 最後に観客に感想を聞いていたが、なんだか深い相談になっててちょっと興味深かった。菊田氏がかなり突っ込んだことまで返事をしてたのが印象深い。やっぱ相当苦労したんだろうなぁ。その後の物販でもその続きやってたし。あ、そこでMMLをいじり倒した昔と何でもできる今どっちが楽しいか聴いてみたが、どっちも楽しい、違う楽しさがある、と返ってきて、あぁ、曲作るの本当に好きなんだなぁ、と思わされた。コイツには負けたくないって人はいるのかも聞いてみたが、人と比べたらやってられない、とのこと。なかなか意味深ではあるな。
 最後に知り合いに挨拶だけして帰宅。あ、一応次は社会人でも参加しやすい時間帯で開始して頂けるようお願いしてきた。関西でこういったイベントは貴重なので何とか続けてほしいところ。